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過走行車の故障リスク?10年・10万km超えで注意すべき部品

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今回は、過走行車の故障リスク?10年・10万km超えで注意すべき部品、と言うお話。

過走行車とは、標準的な走行距離よりも長く走っている車のことです。中古車市場では、走行距離が10万キロを超えた車を過走行車として扱うことが多く、査定額にも大きな影響があります。

過走行車は、消耗部品の劣化が進んでいる可能性が高く、故障や事故のリスクが増えると言われています。 しかし、過走行車であっても、適切なメンテナンスを行えば、安全に快適に乗り続けることができます。

この記事では、過走行車の故障リスクについて解説し、10年・10万キロ超えで注意すべき部品やメンテナンスのポイントをご紹介します。過走行車をお持ちの方や、過走行車を購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

過走行車の故障リスクとは

過走行車は、長距離を走ってきたため、エンジンや足回りなどの重要な部品に負担がかかっています。そのため、故障する可能性が高くなります。故障すると、修理費用や代車料金などが発生し、経済的な損失だけでなく、安全性や信頼性にも影響します。また、故障した車は査定額が下がりますし、売却する際にも不利になります。

過走行車の故障リスクを低減するためには、定期的な点検やメンテナンスが必要です。特に、消耗品や劣化しやすい部品は、交換時期を見逃さないようにしましょう。次に、過走行車でよく故障する部品とその交換時期について説明します。

10年・10万キロ超えで注意すべき部品

車を長く乗ると、走行距離が10年・10万キロを超えることもあります。このような過走行車は、故障や事故のリスクが高まる可能性があります。特に、以下のような部品には注意が必要です。

タイミングベルト

タイミングベルトは、エンジンの回転を伝える重要な部品です。しかし、摩耗や劣化により切れてしまうと、エンジンが停止したり大きな損傷を受けたりする恐れがあります。メーカーによって交換時期は異なりますが、一般的には8年・10万キロごとに交換することが推奨されています。

バッテリー

バッテリーは、エンジンを始動させたり、ライトやエアコンなどの電装品に電力を供給する部品です。しかし、使用期間や環境によって劣化し、電圧が低下したり液漏れしたりすることがあります。バッテリーの寿命は約3~5年と言われていますが、過走行車では負荷が大きいため、早めに交換することが望ましいです。

ブレーキ

ブレーキは、車の安全性に直結する重要な部品です。しかし、ブレーキパッドやブレーキディスクなどは摩耗によって効きが悪くなったり、ブレーキフルードやブレーキホースなどは劣化によって漏れたりすることがあります。ブレーキの交換時期は走行状況や使用頻度によって異なりますが、一般的には5万キロごとに点検することが推奨されています。

タイヤ

タイヤは、路面と接触する部分であり、走行性能や燃費にも影響する部品です。しかし、タイヤは摩耗によって溝が浅くなったり、劣化によってひび割れやバルブの漏れなどが発生したりすることがあります。タイヤの交換時期は走行距離や使用環境によって異なりますが、一般的には4~6年・4万キロごとに交換することが推奨されています。

エンジンオイル

エンジンオイルは、エンジン内部の摩擦を減らし、冷却や洗浄の役割も果たします。しかし、長く使っていると汚れや酸化が進み、粘度が低下して効果が低下します。そのため、定期的に交換する必要があります。一般的には5,000キロごとか半年ごとに交換することが推奨されています。過走行車の場合は、より頻繁に交換するか、耐久性の高いオイルを使用するとよいでしょう。

スパークプラグ

過走行車の故障の原因として、エンジンの部品の劣化が挙げられます。エンジンの部品の中でも、特に注意すべきなのが「スパークプラグ」です。スパークプラグは、燃料と空気の混合気に火花を飛ばして燃焼させる役割を果たしています。スパークプラグが劣化すると、火花が弱くなったり、不規則に飛んだりすることで、エンジンの燃焼効率が低下します。これにより、エンジンの出力が低下したり、燃費が悪化したり、排気ガスが増えたりする可能性があります。

スパークプラグの寿命は、一般的には2万kmから3万km程度と言われていますが、使用状況やメーカーによって異なります。また、スパークプラグは消耗品であり、定期的な交換が必要です。交換時期を見逃すと、エンジンに悪影響を及ぼすだけでなく、スパークプラグが固着してしまう恐れもあります。その場合、専門的な工具や技術が必要になるため、交換費用も高くなります。

過走行車を長く安全に乗るためには、スパークプラグの状態を定期的にチェックし、必要に応じて交換することが重要です。スパークプラグの交換は自分で行うこともできますが、分からない場合や不安な場合は、信頼できる整備工場に依頼することをおすすめします。

ハブベアリング

ハブベアリングとは、タイヤを車体に取り付けるボルトの根元にあるベアリングのことです。

ベアリングは、小さな金属のボールがコロコロ回ることでタイヤの回転を支えます。ベアリングが壊れると走行に影響が出る可能性があります。

過走行車では、ハブベアリングの摩耗やグリス切れが起こりやすく、異音や振動の原因になります。ハブベアリングの寿命は約10万kmと言われていますが、車種や使用状況によって異なります。

定期的に点検を受けて、必要なら交換しましょう。交換費用はパーツや工賃によって変わりますが、数万円から十数万円程度です。

サスペンションのジョイント部

サスペンションのジョイント部とは、車体とタイヤをつなぐ可動部分のことで、路面の凹凸に合わせて動きます。

この部分は摩耗や劣化により緩みやガタつきが生じやすく、そのまま放置すると走行中に外れたり破損したりする恐れがあります。

その結果、ハンドルの操作性が悪化したり、ブレーキングやコーナリング時に不安定になったり、最悪の場合は事故につながったりする可能性があります。

サスペンションのジョイント部の故障を防ぐためには、定期的な点検や交換が必要です。

点検では、ジョイント部に異常な音や振動がないか、緩みやガタつきがないかを確認します。

交換では、ジョイント部のパーツを新品に取り替えます。点検や交換の目安は走行距離や使用状況によって異なりますが、一般的には5万kmごとや5年ごとに行うことが推奨されます。

ラジエーターファン

ラジエーターファンが故障すると、エンジンが過熱しやすくなり、オーバーヒートやエンジン不調などのトラブルを引き起こす可能性があります。

ラジエーターファンの故障の原因としては、以下のようなものが考えられます。

– ファンベルトの切れやひび割れ
– 温度センサーの不具合
– ファンモーターの故障
– リレーの故障
– 配線の断線やショート

ラジエーターファンの故障を防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが必要です。

点検とメンテナンスの方法としては、以下のようなものがあります。

– ファンベルトの張りやひび割れをチェックする
– 温度センサーの動作を確認する
– ファンモーターの音や回転を確認する
– リレーの動作を確認する
– 配線の状態を確認する

ハイブリッドシステム冷却装置

ハイブリッドシステム冷却装置とは、ハイブリッドバッテリーやインバーターなどの高温になりやすい部品を冷やすための装置です。ハイブリッドシステム冷却装置が正常に機能しないと、ハイブリッドバッテリーの寿命が短くなったり、インバーターが故障したりする可能性があります。

ハイブリッドシステム冷却装置の故障の原因の多くは、冷却ファンのフィルターが埃やゴミで詰まってしまうことです。フィルターが詰まると、冷却風が十分に送れなくなり、ハイブリッドシステムの温度が上昇します。その結果、車両モニターに「ハイブリッドシステム冷却性能低下」や「回生ブレーキ」の警告表示が出ることがあります。

このような場合は、早めに販売店や整備工場に相談しましょう。また、定期的にフィルターを掃除することで、故障を予防することもできます。フィルターは、車種によっては後部座席下やトランク内にあることもありますので、取扱説明書を確認してみてください。

過走行車でも安心して乗るためには、ハイブリッドシステム冷却装置のメンテナンスを忘れずに行いましょう。

管理人のまとめ

過走行車とは、平均的な走行距離よりも長く走っている車のことで、中古車市場では10万キロ以上の車が該当します。

過走行車は価格が安く、エンジンなどの調子が良い場合もありますが、消耗部品の劣化や故障のリスクも高まります。

そのため、過走行車を選ぶ際には、高年式の車体を選び、サビや整備記録簿を確認することが大切です。

また、過走行車に乗る場合には、オイル類やタイヤなどの定期的な交換や点検を欠かさないようにしましょう。

過走行車でも、適切なメンテナンスを行えば、快適に安全に乗り続けることができます。

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