ジャパンモビリティショーにて日産が90周年を祝うブースが幕を開けた。ここでは、電動化技術や先進技術への取り組みが堂々と披露されている。
これまでに4つの電動車コンセプトが発表されてきたが、その中でも特に注目すべきはLクラスミニバンの「ハイパーツアラー」だ。これが将来的なエルグランドに発展することは疑いようがない。
ハイパーツアラーはシンプルでありながら優雅な曲線を持つエクステリアが特徴だ。日本独自のおもてなしの精神や上質さが表現されているが、それだけでなく、日産が開発中の全固体電池を搭載し、完全自動運転によって生まれる革新的な室内空間を実現している。
特に全面LEDディスプレイで覆われたキャビンの床は見応えがある。例えばここに映し出される雲を眺めれば、まるで空を飛んでいるような気分になるだろう。快適なドライブには、日産の得意とする電動4WD「e-4ORCE」が緻密な車両制御で一役買うことだろう。
もう1台、これは日産ファン必見だ。10月23日午後3時、日産は謎のツイートで「10/25(水) #JapanMobilityShow で“未解禁情報”の全てを公開」と告知した。これは明らかに「日産にはまだ公開していない情報がある」ということだ。
その未解禁情報が一体何なのか。噂によれば、日産はフルエレクトリック化したGT-Rを開発中とのことであり、ジャパンモビリティショーでその姿が初めて公開される可能性が高い。日産は先述の全固体電池を2028年に実用化すると発表しており、タイミング的にもうってつけだ。
とにかくその正体は25日正午を過ぎたころに明らかになる予定だ。日産のブースに注目しよう!
あとがき
ジャパンモビリティショーでは、日産が90年の歴史を背景に、未来への展望を示す優れたクルマたちが躍動した。特に、ハイパーツアラーはその先進的なデザインと革新的な技術で多くの期待を集めた。
また、日産がまだ明かしていない情報についての期待感も高まっている。フルエレクトリック化したGT-Rの開発が進行中という噂は、自動車ファンにとっては大きな話題だろう。果たしてその姿はいかなるものなのか、25日の正午を待ち望むばかりだ。日産のブースでの展示には、多くの興奮と期待が詰まっていることだろう。