10月28日に東京モーターショーで正式発表される、大幅改良された新型フォレスターの試乗会が、栃木県にあるGKPドライブラインジャパンのテストコースで行われた。現行型と比較して2.0XTアイサイトの見た目はそれほど大きく変化していないのだが、見た目ではわからない先進安全性能と走行性能で、スバルの本気度が感じられる驚きの進化をとげていた!
フォレスター、人気ありますよね~。これがさらに進化したわけですからそろそろ乗り換えかと思っていた人はちょっと検討対象なんじゃないでしょうか。
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足回りを一新
駐車場から出るときに気づいたのは、大きく舵を切るシーンでのラクさだ。これはステアリングギア比を従来の15.5:1から14.0:1に変更したことによる効果だ。ハンドルを切る量が減り、急いでハンドルを戻す負担も減るので、交差点などでゆり返すようなことも少なくなるだろう。
そして今回の改良で最も大きく変化を感じられたのが、乗り心地の格段の向上だ。現行型で発生していたピッチングがなくなっていたのだ。この点について開発主査の桐生氏に話を聞くと「ダンパーのオイルや、ピストンバルブの構造を変更することで、初期の動き出しを格段に向上させています。また、リアのショックアブソーバーのレバー比を理想である1に近づけるため、取り付け位置を変更、従来の約70%から約5%向上させています。これらの効果が大きいです」とのことで、微妙な動きでもダンパーが減衰する事になり、乗り心地だけでなく路面の追従性も向上し、操作性の向上にもつながっているそうだ。
最後はタイトコーナーが多く設定されたハンドリング路も走行したが、前述した改良点に加え、今回からターボモデルに装着されたアクティブ・トルク・ベクタリングのおかげで、ちょっと高めの速度で進入しても、コーナリング時にアンダーステアは顔を出さず、すんなり曲がれてしまった。アイサイトver3をはじめとした先進安全機能だけでなく、乗り心地もハンドリング性能も格段の向上をした新型フォレスター。これはもはやフルモデルチェンジ級の進化だ。
フォレスター大幅改良のポイント
●フロントフェイス、リアコンビランプ、アルミホイールのデザイン刷新
●インテリアの質感向上、快適装備の追加
●アイサイトがバージョン3を搭載
●アドバンスドセーフティパッケージをメーカー装着オプションに設定
●スバル車初のアクティブドライビングビーム、LEDハイ&ロービームランプ/ステアリング連動ヘッドランプを採用
●シャシーの性能強化、サスペンションセッティング、ステアリングギア比の最適化
●NAモデルの燃費向上
●ターボモデルにアクティブ・トルク・ベクタリングを採用
フォレスター主要諸元
グレード | X-BREAK | 2.0XT EyeSight |
全長☓全幅☓全高(mm) | 4610☓1795☓1735 | 4595☓1795☓1715 |
ホイールベース(mm) | 2640 | 2640 |
車重(kg) | 1510 | 1610 |
エンジン | 2L、フラット4(NA) | 2L、フラット4 (直噴ターボ) |
最高出力(ps/rpm) | 148/6200 | 280/5700 |
最大トルク(kgm/rpm) | 20.0/4200 | 35.7/2000~5600 |
トランスミッション | リニアトロニック | スポーツリニアトロニック |
サスペンション(F/R) | ストラット/ ダブルウィッシュボーン |
ストラット/ ダブルウィッシュボーン |
タイヤサイズ(F/R) | 225/60R17 | 225/55R18 |
JC08モード燃費(km/L) | 16.0 | 13.2 |
エコカー減税 (取得税/重量税) |
40%/25% | - |
価格 | 275万4000円 | 312万8760円 |
2.0i:214万9200円、2.0i-L:258万1200円、2.0i-L EyeSight:268万9200円
S-Limited:289万4400円