スバルの主力SUVフォレスターが10月28日にマイナーチェンジ。改良テーマは「安全性と走り向上」である。バリエーション展開と、ボディサイズは全長☓全幅☓全高4610☓1795☓1715mm(2.0i-L)で従来モデルと同値である。
安全性の向上は多岐に渡る。スバル独自の安全装備アイサイトがカラーステレオカメラ仕様のバージョン3になり、SRSサイドカーテンエアバッグと、ステアリング連動機能付きLEDハイ&ロービームヘッドランプがベース車以外に標準装備。オプションでアドバンスドセーフティパッケージが設定された。
走りのリファインは、シャシー性能の強化がメイン。フロントのクロスメンバー剛性をアップし、ショックアブソーバー減衰力とばね定数を変更した。ステアリングギア比が従来の15.5から14.0とクイックになり、しなやかな乗り心地とキビキビとしたハンドリング設計。燃費はNA仕様のJC08モード燃費が16.0km/L(CVT)に改善。従来車と比べワンランク上のエコカー減税対応車となった。
内外装はフロントマスクの一新とリアランプの意匠変更がされた。一部グレードのアルミホイール形状が新しくなった。装備は、運転席パワーシートメモリー機構、カラー液晶マルチディスプレイ内蔵メーター、リアシートヒーター、アイズフリー対応SDナビゲーションが新設された。