トヨタは8月17日、ランドクルーザー(472万8437~682万5600円)をマイナーモデルチェンジして発表した。今回の改良ポイントは内外装やメカニズムなど多岐にわたる。エクステリアは、ファンクショナル・ビューティーをキーワードに、機能美や風格を追求した。フロントマスクはヘッドランプとグリルバンパーなどの意匠を刷新。リアコンビネーションランプはライセンスガーニッシュと一体化し、ワイド感や安定感を高めた。インテリアの基本レイアウトは旧型を踏襲し、ステアリングパッドの形状やセンターパネルのカラーリングを変更。ヘアライン処理された金属調パネルの使用量を増やし、重厚感アップをねらった。
トピックは安全装置の充実である。ミリ波レーダーと単眼カメラを使い歩行者検知機能付き衝突被害軽減ブレーキとレーダークルーズコントロール、レーンデパーチャーアラート、オートマチックハイビームの4アイテムをセットにしたトヨタ・セーフティセンスPをトヨタ車初搭載。そのほか車両下の情報やタイヤ位置が確認できるアンダーフロアビュー機能を持つマルチテレインモニターがオプションで用意された。