FRレイアウトベースからFFへ。BMWのX1シリーズが最初のフルモデルチェンジを実施した。デリバリーは、欧州が10月から、日本は年内発売が予定されている。
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すべてが変わったBMW・X1
BMW・X1が初のフルモデルチェンジをした。新型は「すべてが変わった」。エンジンやトランスミッション、サスペンションが一新されただけではない。基本骨格がこれまでのFRレイアウトベースから、2シリーズのアクティブツアラーやグランツアラーと同様のFFレイアウトベースへと変更されている。新型の3サイズは全長☓全幅☓全高4439☓1821☓1598mm。全長と全幅は旧型とほぼ同じ。全高は53mm高い。また、エンジンが横置きになった影響で、ノーズは短くなった。新型のアピアランスはいわゆるSUVらしさが増した。
新型のスタイリングは「美しく伸びたノーズセクションこそがBMWブランドの証明である」と考えるユーザーには「魅力が後退した」と受け取られる可能性がある。が、FFレイアウトベースで、直6エンジンの搭載予定がなければ長いノーズを用いる必然性はない。新型は、ノーズが短くなった分、キャビン長が延長され、居住空間も荷室も確実に拡大された。ヒップポイントが36mm高くなった前席空間は開放感が増し、視界がワイドになった。ホイールベースは旧型比で90mm短縮されているが、後席足元は格段に広くなった。荷室容量は最大1550L。試乗したモデルはガソリンの25iとディーゼルの25d。ともにターボ付きの4気筒2Lエンジンで最高出力は231psと同値。BMWの4気筒ディーゼル史上最強という25dの最大トルクは45.9kgm。25iの35.7kgmを圧倒する。
BMW・X1試乗
まず、25iでスタートする。低回転域から十分力強い走りが味わえる。25dに乗り換えるとトルクの違いが走りにさらに余裕を生み出していた。パワフルな感触は実に魅力的だ。静粛性はロードノイズなどが小さい低速域では25iが上回る。そうした領域を除けばトルクのゆとりを生かし高いギアを常用する25dの方が静かだ。オプションの電子制御式可変減衰力ダンパーと1インチアップの18インチタイヤを装着した試乗車の場合、軽快感は25i、乗り味のフラット感は25dに分があった。新型X1は欧州で10月からデリバリーが開始され日本は年内発売の予定である。
【主要諸元】
グレード | xドライブ25d |
全長☓全幅☓全高(mm) | 4439☓1821☓1598 |
ホイールベース(mm) | 2670 |
トレッド(mm) | F1561☓R1562 |
車重(kg) | 1570 |
エンジン(プレミアム仕様) | 1995cc直4DOHC16Vディーゼルターボ |
最高出力(kW(ps)/rpm) | 170(231)/4400 |
最大トルク(Nm(kgm)/rpm | 450(45.9)/1500~3000 |
サスペンション | Fストラット/Rマルチリンク |
ブレーキ | FRベンチレーテッドディスク |
タイヤ&ホイール | 225/55R17+アルミ |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員(名) | 5 |
最高速度(km/h) | 235 |
0→100km/h加速(秒) | 6.6 |
価格 | 未定 |