7月9日に発表発売した新型シエンタが引き続き絶好調の販売推移となっています。当初の計画では月販7000台で7~9月の3ヶ月間で3万台程度の受注を見込んでいましたが、実際には8月末で5万台を突破、9月末までには6万5千台程度と当初計画の倍のペースで売れそうな見通し。
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シエンタ供給が追いつかない?
現在、月産1万台以上に増産していますが、それでも供給が追い付かず、8月下旬時点での納期は4ヶ月後の12月中旬以降となっています。9月に入ると来年にずれ込む可能性が強いです。初期受注の半分以上は新設定のハイブリッド車で占められています。
首都圏での系列店別の受注実績は、ネッツ店が最も多く、ついでカローラ店、トヨタ店、トヨペット店の順。本来であればこれまで専売だったカローラ店が従来シエンタユーザーを最も多く保有していることから、代替母体が大きくトップの受注を確保すると予想されていましたが、発売後の滑り出しはそうなっていません。ネッツ店は販売拠点が最も多く営業マンを数多くかかえ、早くからティザーキャンペーンを立ち上げていたのが効果を上げている理由だと思われます。
ヴィッツをはじめ、アクア、プリウス、bB、iQ、イストなど新型シエンタに近いユーザー層を数多く抱え、これが代替のベースになっているためと思われます。いずれにしてもトータルの受注ピッチは依然加速状態であり、生産が追いつけばアクアやプリウスを抜き、登録ベースでもトップセラーに浮上する可能性もあります。