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86/BRZはどの年式が狙い目か?

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まず、「前期型」と総称されるA型からD型までの86とBRZの変更箇所などを振り返ってみる。

A型(2012年2月発表)

グレード体系は86がカスタマイズベースのRC、標準のG、上級かつ売れ筋のGT、最上級のGTリミテッド。BRZはカスタマイズベースのRA(86のRCに対しこちらは前後バンパーが塗装され、HIDライトが装備されるのに加え、オプションでエアコンを選べる)、標準のR、上級のSとなる。

B型(一部改良、BRZのみ2013年8月発表)

BRZではSグレードにA型でメーカーオプションだったフルフロアアンダーカバーが標準装備され、RAに大径ブレーキローターやトルセンLSDなどから構成されるパフォーマンスパッケージが設定された。

なお86のB型に関してはアナウンスがなく、この時期からC型が登場するまでに生産された固体がB型に該当する。(○型は助手席のドアを開けたところにあるコーションプレートで確認できるので要チェック)

C型(一部改良、2014年4月発表)

実質的に初めての改良。86、BRZともに話題になったフロントサスペンションメンバーとリヤショックアブソーバーを付けるボルトのフランジを肉厚なものにすることによるボディ剛性の向上、ショックアブソーバーのチューニング見直し、アンテナのシャークフィン化などが行われた。機能的な部分の変更に関してはB型までの86&BRZにも部品交換で盛り込むことができる。

D型(一部改良、2015年2月発表)

86、BRZ共に機能面では電動パワステのチューニング見直しとリアのボディ剛性向上が施された。また86のRC、BRZのRAが廃止された代わりに、BRZにはRカスタマイズパッケージが設定された。

このように前期型の86とBRZは後期型が登場するまでにそれほど大きな改良は受けていないものの、買うのであればやはりなるべく新しいモデルを狙いたいところ。

86&BRZの中古車は年式の新しい個体が中古車の流通などの事情なのか意外に安いこともあるので、現時点ではそういった個体を選べばベストだ。

しかし、今後は後期型の登場により前期型からの乗り換えで特にA型とB型の中古車の流通が増えることも予想されるので、急いでいないのであれば、タマ数が増え中古車価格がこなれてから買う作戦を勧めたい。

86/BRZ選びの極意

  • 大きな変更はC型以降
  • 今後のA、B型の値下がりを注視せよ
  • アフターパーツ、純正パーツの流用でステップアップは可能
  • 年式が新しい車を安く買えるタイミングを探せ

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