次期型セレナは8月下旬に発表、9月上旬に発売の方向でスケジュール調整を進めています。EV走行が可能なストロングハイブリッドは17年2~3月に追加する見込みです。6月末には首都圏地区にある傘下の日産店の営業関係者を横浜にあるグローバル本社に招集し、商品説明会を実施する模様。以降ティザーキャンペーンをスタートさせるものと思われます。
新シリーズは、基本的にはキープコンセプトで進化させると伝えられています。現行のパワーユニットである2L直噴&モーターアシスト付きのマイルドハイブリッドシステムはボディの軽量化技術進展と合わせ、大幅な手直しが施されて同クラス最高の低燃費を実現します。
遅れて追加するストロングハイブリッドは新開発の1.2Lターボと1モーター&2クラッチの組み合わせとなる見込みです。しかしながら販売店筋では現在エクストレイルに搭載している2Lエンジンと1モーター&2クラッチ方式の方がより引き合いが多く売りやすいという見方もあり、最終的に日産開発陣がどちらを選んでいるかも注目されます。
国産車の自動運転技術も導入されます。これによって同シリーズは再び同クラスでのトップセラーモデル獲得を目指すことになります。