プレミアムSUV新型レクサスRXが誕生した。4thモデルはハイブリッド仕様を大幅に改良。そして、2L直噴ターボを新設定した。日本デビュー予定は11月である。
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大胆デザインでデビュー
1998年、レクサスRX(当時の日本名は、ハリアー)は大きく、重いフレーム構造から脱却し、新世代の都市型SUVとして誕生。発売と同時に北米市場を中心に爆発的な人気を獲得した。その後も、RXは、「ラグジュアリーSUV」と呼ばれるプレミアムカテゴリーを牽引する安定した人気を獲得。レクサスのラインアップの中で最も重要なモデルであり続けている。
そのRXに4thモデルが誕生した。RXは人気モデルだけに、デザインを大きく変えるモデルチェンジは難しい。だが、従来車を意識しすぎると新型のインパクトは弱くなる。大胆な変化はリスクを伴うが、4th・RXは、困難な作業をみごとにやりとげた。
新型はRXであることを周囲に分からせると同時に、大きく変わったRXであると直感的に使えてくるボディサイズは全長☓全幅☓全高4890☓1895☓1690mm。ホイールベースは2790mmである。サイズ上の大きな変化は、全長が旧型比で120mm、ホイールベースが同50mm長くなり、この結果、のびやかなプロポーションが生まれている。大胆と言えるほど立体的フォルムの前後ホイールアーチ、その中に組み込まれた20インチタイヤ、そしてこれまた大胆な造形のサイドパネルがもたらす力強い存在感は圧倒的とさえ言える。
のびやかなプロポーションをさらに効果的に印象付けているのがブラックアウト処理をしたクオーターピラーが生み出すフローティングルーフデザインである。特に、明るいボディカラーの新型RXは、シャープなイメージが鮮明になり、スピード感、モダンさ、そしてスペシャルティーなテイストを発揮する。くびれの位置が高いスピンドルグリル、鋭利な印象のLEDランプ。フロントマスクが放つ強いインパクトも一級だ。新しいRXの存在感は高いといえる。
NX、RC・・・最近のレクサスは立て続けに「かっこよくインパクトのあるモデル」をリリースしている。RXもその流れにそっており売れるデザインでまとめられている点は間違いない。インテリアの仕上がりはいい。これみよがしの贅沢感はあえて抑制しているといった印象だ。心地よい落ち着き感と適度にモダンな感覚が程よく調和している。大胆なエクステリアと落ち着いた印象のインテリアのハーモニーが素晴らしく心地いい。室内空間は広い。ホイールベースが伸びた効果は後席膝元の余裕にあらわれている。
試乗車は3.5L・V6ニットと電気モーターを組み合わせたハイブリッドAWDの450hと2L直4直噴ターボに6速ATtを組み合わせた200t。試乗報告はハイブリッドの450h・Fスポーツを中心に進めよう。システム最高出力308hpを誇る新型のハイブリッド機構と電気式AWD(E-Four)のコンビネーションは低速トルク、レスポンス、スムースネス、音質などに明らかなイノベーションが感じられた。これにはボディーやシャーシの強化、音振動対策の取組などとの相乗効果が大きかったと思う。
加速は力強く滑らかである。電気式無段階変速によるエンジン回転数と加速感のズレや違和感は、日常領域ではまず感じられない。フル加速時はさすがに少しズレを感じるが、サウンド面でエンジン音の耳障りな高周波成分がうまく消され、力感に結びつく種類の低音が主なので、ほとんど気にならない。
試乗はオレゴン州ポートランド周辺の一般道でおこなった。スポーツ走行にはトライできなかったが、峠道の登坂路を軽く飛ばすような状況においては、気持ちよく走れた。Fスポーツにはダンパーの減衰力を30段階で最適に移動制御する新システムや、電動アクティブスタビライザーが組み込まれている。素直でロールの少ない身のこなしと、なめらかな乗り味はここち良いものだった。20インチタイヤも難なく履きこなしていた。ただし、試乗ルートには不整路面はほとんどなかった。
なおハイブリッドのE-Fourシステムには、従来の制御(前後荷重配分比に基づく制御)にくわえて、旋回時のスリップ率フィードバック制御と、ヨーレートフィードバッグ制御など低μ旋回時制御が追加されている。つまり、雪道や凍結道での走りやすさと安全性が高まったといえるのだ。235psの2L直噴ターボを搭載した200t・Ffスポーツは、軽快でスポーティなSUVに仕上がっていた。新型RXの日本デビュー予定は11月である。
レクサス450h・Fスポーツ主要諸元
グレード | 400h・Fスポーツ |
全長☓全幅☓全高(mm) | 4890☓1895☓1690 |
ホイールベース(mm) | 2700 |
トレッド(mm) | F1640☓R1630 |
車重(kg) | 未公開 |
エンジン(プレミアム仕様) | 3.5L・V6DOHC24V+モーター |
システム最高出力(kW(ps)) | 230(308) |
最大トルク(Nm(kgm)/rpm | 450(45.9)/1500~3000 |
サスペンション | Fストラット/Rダブルウィッシュボーン |
ブレーキ | FRベンチレーテッドディスク |
タイヤ&ホイール | 235/55ZR20+アルミ |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員(名) | 5 |
最高速度(km/h) | 未公開 |
0→100km/h加速(秒) | 未公開 |
価格 | THS未定 |