現地時間8月13日、アメリカカリフォルニア州のペブルビーチで開催されたコンクールデレガンスで、レクサスGSのマイチェンモデルが公表された。会場で発表されたのは直4、2Lターボエンジンを搭載する新グレードGS200tのほか既存グレードでもあるGS350、GS450hに加えてV8、5Lエンジンを搭載するGSFも姿を現した。
新GSは、フロントマスクがスピンドルグリルをより強調した姿となり、GSFの顔つきに似た印象。北米レクサスの情報では、GS200tのエンジンは最高出力241hp、258lb-ftと公表されており、すでに発表されているIS200tと同スペック。日本国内に投入されるGS200tもIS200tと同スペックとなろうから最高出力245ps/5800rpm、最大トルク35.7kgm/1650-4400rpmということになるだろう。
気になる日本導入時期だが、8月下旬の時点でレクサスディーラーに問い合わせても、特に情報はありません、とのことだが、どうやら10月上旬にもGSシリーズのマイチェンが実施されることになりそうだ。エクステリアデザインだが、フロントマスクは先にも書いたように、フロントグリルの開口部がより大きく口を開けたデザインとなり、スピンドルグリルを強調。ヘッドライトにバンパーラインの1部が鋭角に切り込んでいるシャープな表情。また、ヘッドライト下の縦に切れ込みを入れたようなバンパーラインを採用して獰猛な雰囲気。
ヘッドライトはLEDを採用する。今回のぺブルビーチでのお披露目のポイントは、GSFも同時に公開されているということ。事実上、GSFの市販モデルの正式発表と言えるのだ。おそらく10月中旬のシリーズマイチェンを機に、GSFも日本市場で正式発表、発売となる。