昨年4月にフルモデルチェンジした主軸モデルのステップワゴンが苦戦を強いられています。新開発1.5Lダウンサイジングターボによる低燃費&高性能の両立、リアドアからの乗降を考えたわくわくゲートを採用した使い勝手の向上などが売りでした。
ところが販売は思ったように伸びず、15年1年間の登録実績ではヴォクシー、セレナ、ノアに次いで4番手にとどまっています。本来であればモデルが古く、需要一巡状態のライバル3車を抜き同クラスのトップセラーに浮上するはずでした。それが達成できていないのはハイブリッド車を設定していないのがネックと販売店の営業担当者は指摘しています。同モデルのハイブリッド車設定は1年後の今年4月あたりと予想されていましたが、今のところまだその動きは明らかになっていません。
しかしながら開発に取り組んでいるのは間違いありません。そこでホンダが持っている1.5L2クラッチと2L2モーター方式のどちらをチョイスすべきかですが、現在までの情報では1.5Lの方が有力となっています。タイミング的にはセレナが一新する今年8月頃が考えられます。