オーリス、ターボに続いてHVも4月18日にデビュー

先代プリウスと同じ手信頼のハイブリッドユニットを搭載。JC08モードは30.4km/L実現

オーリスが間もなく、4月18日にマイナーチェンジ。ついにハイブリッドモデルが投入される。既に欧州ではワゴンボディのオーリスツーリングスポーツにハイブリッドモデルが設定されているが、それが日本では従来からの5ドアHBボディのオーリスで新設定されるわけだ。

ハイブリッドユニットは先代プリウスと同じ1.8L直4エンジン+モーターのシステムを搭載。JC08モード燃費も先代プリウスと同じ30.4km/Lを実現する。

外観は従来のガソリンモデルからの変更はほとんどなく、トヨタハイブリッド車共通のエンブレムやトヨタマークが装着される程度。一方で内装はハイブリッド車専用のデザインを採用。標準グレードではブラック基調のカラーとなり、上級グレードの「Gパッケージ」は白と黒を基調とした専用カラーで特別感が演出されている。

ハイブリッド車以外のガソリン車は従来と同じパワーユニットを継続して設定。1.8Lと1.5LのNA、1.2Lターボと、マイナーチェンジ後はハイブリッドを含めて四つのバリエーションで展開されることになる。ちなみに、今回のマイナーチェンジでは1.2LターボにRSと同じ外観となる120T「RSパッケージ」も追加される。

注目のハイブリッド車の価格は標準グレードで1.2Lターボの120Tより若干高い270万円程度と予想。

昨年4月にオーリスは1.2Lターボ車の追加と内外装変更の大幅マイナーチェンジを実施して月販1000台をめざしたが、まだ達成できていない。今回は強力なウリとなるハイブリッドの追加と共に、販売店が従来のネッツ専売からトヨペット店との併売になるという情報もあり、これらのセールスパワーアップでオーリスは巻き返しを図る。

 
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新型オーリス主要諸元