9月16日発表、発売した新型フリードは絶好調の滑り出しを見せています。
月間6千台の計画に対して、これを大幅に上回る受注ピッチとなっていることから、月産八千台以上へ増産します。
このため、本来であれば来年にずれ込む納期をガソリン車が11月、ハイブリッド車が12月と年内納車に短縮しています。
新型フリードは8月上旬から事前予約の受付を開始して、発表、発売までに1万3千台を受注しています。
このままだと発売直後の契約でも納期が来年にずれ込むことから、計画より30%以上増産しています。従って今後は着実に登録台数が増える方向にあり12月には1万台突破も視野に入っています。
予想以上に好評なのが2列シートの「フリード+(プラス)」で、販売構成比は計画の20%に対して30%に対している地域も目立ちます。荷室スペースを2段に使えるボードを採用するなど利便性の高さが好評のようです。
今後はライバルのシエンタを抜き、同クラスのトップセラーを奪還するばかりか、フィットを抜き、ホンダ登録車の最量販モデルに浮上する可能性もあります。
- 9月16日にフルモデルチェンジした3列シートも設定されるコンパクトミニバンの新型フリード。2列シート車も含めて売れ行きは好調で、増産となった。