新型フォレスター 新世代スバルのデザインフィロソフィー「ダイナミックXソリッド」を表現
4月6日に正式発表された新型XVに続き、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用してフルモデルチェンジする注目の1台、次期型フォレスターの新情報。
エクステリアでは、ヘッドライトなどは新型インプレッサや新型XVに近いデザインのものが採用されるようだが、グリルが現行型よりも大きくなり、フロントフェースの押し出し感が強くなっている。
悪路走破性が高くSUVらしい力強いデザインが人気だった現行型の路線は維持されていることがわかる。
さて注目なのはエンジンだ。現行型では2L水平対向4気筒NAエンジン(FB20)と、2L水平対向4気筒直噴ターボエンジン(FA20DIT)を搭載しているが、どうやら次期型ではこのラインアップが変化するようだ。
2L NAエンジンは、新型インプレッサに搭載されている、新開発の2L水平対向直噴NAエンジン(FB20)に変更される。
そして、2L水平対向4気筒直噴ターボエンジンは、2.5L水平対向4気筒NAエンジン(FB25)に変更されるとのことだ。
スバルは中期経営計画で、全車直噴化に刷新という目標を掲げ、パワーユニット次世代化を進めている。
次期型フォレスターに搭載するエンジンも、現行型レガシィ/レガシィアウトバックに搭載されている2.5L水平対向4気筒NAエンジンではなく、FB25直噴化させた新開発エンジンを搭載するものと思われる。
またフォレスターとしてもより進んだ環境対応が必要となるため、新たにHVモデルが追加されることになる。
エンジンは新型XVハイブリッドと同じくFB20型。トヨタで実績のある遊星歯車式の動力分配機構を採用した燃費型のハイブリッドシステムを採用するというのが最も有力だ。
プロペラシャフトで後方に動力を伝える分配機構を配したスバルらしいメカニカル4WD方式のシステムになると見られる。
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新型フォレスターの登場時期は?
気になる登場時期だが、スバルは年次改良をしたら最低1年は売る傾向があるため、今年3月に年次改良をしたフォレスターのデビュー時期は、年度明けの来年の夏くらいになると考えられる。
その前のデトロイト(1月)、ジュネーブ(3月)、ニューヨーク(4月)のどれかのショーでお披露目をすると考えられるが、今年9月にマイナーチェンジするWRX STI(D型)を出展したことなどを勘案すると、とデトロイトが最も有力だろう。