次期型N-BOXは過去最高の初期受注2万7000台規模を目指す
9月1日発表、発売予定の次期型ホンダN-BOXは、発売後1ヶ月までの初期受注台数を過去最高の2万7000台に設定していることが明らかになりました。
次世代モデルは新開発のエンジン、プラットフォーム、CVTを採用し、同クラス最大の室内居住空間を確保しながら、走りの進化と燃費の向上を実現しています。
新型は、クラストップレベルの圧倒的広さ、約100kgの軽量化、助手席570mmのロングスライドシート、クラストップ極細Aピラーによる視界の向上などがウリとなります。
安全装備はホンダの軽では初となる「ホンダセンシング」、ハイビームサポートシステムを採用します。
また、ホイールベースを25mm、室内長を20mmそれぞれ延長。室内長はライバルのタントより80mm、スペーシアより105mmも長くなります。
ホンダセンシングは、全8機能フル装備に後方誤発進抑制機能を新採用します。
エクステリアはフルLEDヘッドライトを全タイプに標準装備。カスタムには片側9灯フルLEDヘッドライト、ホンダ初のシーケンシャルターンシグナルランプを採用します。
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6月29日にビッグマイナーチェンジするフィットはクラストップセラーを目指す
ホンダは、6月29日にフィットをビッグマイナーチェンジし、30日から発売開始します。
これによって月販1万2000台規模に売れゆきを回復させ、同クラスコンパクトカーのトップセラー奪還を目指す方針です。
内外装のデザイン変更&クオリティアップ、i-DCDの改良による静粛性や燃費向上、安全パッケージ「ホンダセンシング」の標準装備車設定などが主な変更ポイントとなります。
エクステリアデザインは、インラインタイプのLEDヘッドライトを設定し、LEDリアコンビネーションランプの発光範囲の拡大。
グレード別には、S専用にスポーティバンパー、F/L/15XLにはグレードによる異なるホイールデザイン、RS専用にスポーティーバンパーと言った先進性やスポーティー性を強化した3つの個性を用意します。
室内は、プレミアムブラウンのカラーを採用。滑らかな質感のウルトラスエードとしっとりした肌触りのプライムスムースで仕立てたコンビシートで、インテリア全体をコーディネートします。
その他、エンジン燃焼技術の向上、フリクションの低減、軽量化、車体の空力強化などによって燃費を向上。
JC08モード燃費は37.2~31.8km/Lで従来モデルに比べて0.8~0.4km/L改善します。
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ステップワゴンHVはスパーダのみに1タイプ設定
ホンダは9月中旬にもステップワゴンをマイナーチェンジすると同時に、ハイブリッド車を追加します。
なお、注目のハイブリッド車はスポーツ&上級バージョンのスパーダのみに、1タイプ設定する方針です。
スパーダはステップワゴンの販売の約80%を占める中心モデルで、上級タイプでもあるため、ハイブリッド車設定には好都合との判断によるものらしいです。
ハイブリッドのパワーユニットは、オデッセイやアコードに搭載しているタイプと基本的には同一システムである2L&2モーター&リチウムイオンバッテリーの組み合わせです。
駆動方式は2WD車で、クラストップの低燃費と高い走行性能を両立します。
ハイブリッドの販売は月販2000台規模を目指し、シリーズ全体ではクラストップ奪還を図る構えです。