最近ニュースであおり運転の話がありました。
自分はそれほど車に乗りませんので
あおることもあおられることもないのですが、
運転が下手ですからあおられたら
こわいだろうだろうと思います。
それであおり運転って違反行為なんですけど
「あおり運転違反」というようなのはない。
複数の違反で検挙されることになるようです。
ではどんな罰則があるのか?
調べてみたので紹介します。
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あおり運転は重大な違反行為!罰則レベルは?
あおり運転は幾つかの違反の複合。
どんなのがあるのでしょうか?
車間距離不保持違反
高速道路(乾燥路面)では、おおよそ速度=適正な車間距離(100km/hの場合は約100m)と考えるので、それ以上近い場合は違反を取られる可能性がある。
【罰則】
高速道路の場合、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金。
一般道では5万円以下の罰金。
【行政処分】
高速道路の場合、点数2点、反則金:大型12000円、普通9000円。
一般道の場合、点数1点、反則金:大型7000円、普通6000円。
追い越し方法違反
追い越す際は、右側からと道路交通法で決められている。
高速道路などで左から追い抜いた場合、違反を取られることがある。
【罰則】
3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金。
【行政処分】
点数2点、反則金:大型12000円、普通9000円。
先日の東名高速道路での「煽り運転」による死亡事故の場合は、追い越し車線に停車させた後の暴行も、運転と一連の行為と認定されたため、危険運転致死傷罪(死亡事故で1年以上20年以下、加重で最長30年以下の有期懲役、負傷事故で15年以下の懲役が科せられる)で起訴されている。
また、強引に追い越して、その前に斜めに割り込む進路妨害行為を数回行うなどした事案で、「接触さらに交通事故を発生させる危険が極めて高い」として暴行罪を認めたケースもある。東名高速道路の事件以降、世論の流れに乗り厳罰化が進んでいる。
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あおり運転は重大な違反行為!あおられた時の対策方法
素直に道を譲る
まずは、素直に道を譲る。危険な運転や悪質な運転には関わらないことが一番だ。
悪意ある後方車の運転に怒りを募らせ、大きな事故を起こしては自分の人生、そして関係のない人の人生まで台無しにしてしまう。
つまらぬ感情は持たずに、道を譲ることが賢明だ。
最も 路側帯に近い第一車線に移れば、何かあってもその後の対応が取りやすい。
しつこい場合は110番
これは警察庁が行っている、国家公安委員会委員長の記者会見でも示された方法だ。
運転中の携帯電話の使用は、自らが道路交通法で裁かれてしまうので、ハンズフリーを装着していない場合は、安全な場所(高速バスの停留所、SA&PAなど広いスペース)に停車することが前提条件になる。
相手の車種、ナンバープレートなどを憶えていれば伝えよう。
万が一、本線上で停車させられた場合は、自社の存在を後続車に知らせるために、素早くハザードなどを点灯させる。
車外に絶対出ない
相手が停車して接近してきた場合は、ドアをロックして車外には絶対に出ないこと。
相手のナンバーなどがわからなくても110番にかけ、道路脇に書かれているキロポストなどおおよその位置と状況を伝えよう。
相手も110番されていることに気づくと逃走する可能性が高いので、車を傷つけられたとしても、決して車から出てはいけない。
傷をつけられた場合は、事態が収拾した後に器物破損で被害届を提出し、警察に捜査を委ねよう。
あおり運転から身を守るおすすめアイテム
煽り運転されることを未然に防ぐアイテムとして、交通心理学の面からも効果があると考えられるアイテムがドライブレコーダーだ。
ダミーステッカーのアピールで防ぐ
リアカメラを搭載したドラコレを装着しなくても、接近された際に個人を特定できる撮影機器が搭載されていると分かれば、不要なトラブルを遠ざけられる可能性がある。
煽り運転に遭わないためには、追い越し車線を走り続けないことや、無理な割り込みをしないなど、自らが気をつけるべき点もある。
トリガーを引かない注意も必要だ。
適切な車間距離を保ち、安全運転でカーライフを楽しみましょう!