東京オートサロンでは、市販前提のスポーツモデルが公開された。
次期WRX STIを予感させる「ヴィジヴパフォーマンスSTIコンセプト」だ。
昨秋の東京モーターショーに出展された「ヴィジヴパフォーマンスコンセプト」のSTIバージョン。
空力性能と冷却性能を向上させたモデルで、両端に翼がついた大型リアスポイラーが特徴的。
ボディサイズは全長4650x全幅1950x全高1430mm、ホイールベース2730mm。
現行型WRX STIよりもホイールベースが80mm延長されている点に注目したい。
正式には発表されていないが、関係者によるとエンジンはコンベンショナルなガソリンターボを想定しており、電動化は今のところ視野に入れていないという。
その一方で最先端のADAS(先進運転支援システム)が組み込まれ、次世代のWRX STI像を追求する。
1950mmに達する全幅など、まだショーモデルの域を出ていない車だが、このデザインテイストが次期WRX STIに生かされることは確実。
複雑な形状のエアロ類も「ニュル24時間レースの戦闘力を意識している」と言うから、このスタイルでの開発はもう始まっていると考えていい。
現行型は14年登場で、今年で4年目。
2年先となる20年のデビューが予想される。
- 次期WRX STIのデザインスタディとも言えるコンセプトカー。
エンジンは水平対向ガソリンターボで、今のところ電動化の計画はないとのこと。