ホンダの新型商用車N-VANは、当初今夏の8月頃に発売を予定していましたが、5月下旬に繰り上げて投入する見通しであることがわかりました。
4月には販売店のホンダカーズ向け商品説明会を実施する予定です。
N-VANは現行型N-BOXのプラットフォームを使い、ボディタイプは標準ルーフとハイルーフの2タイプ設定。
助手席側ドアの開口部をピラーレスにして、嵩物の出し入れがしやすく、便利なことがウリになります。
エンジンは660ccのNAエンジンのみで、2WD、4WDを設定します。
なお、N-VANはバモス、バモスホビオ、アクティバンの後継となるモデルです。
バモスなどはキャップオーバータイプのレイアウトですが、N-VANはFF2BOXであるN-BOXのプラットフォームなので、多少室内が狭くなるのがデメリットです。
また、商用バンのアクティバンには乗用キャップオーバーワゴンのバモスがありますが、N-VANに乗用ワゴンは当面ありません。
乗用ワゴンがないのはN-BOXとの競合を避ける狙いのようですが、助手席側ドアのセンターピラーレス開口部がウリの一つであれば、乗用ワゴンがあってもおかしくありません。
したがって、今後投入が期待できるかもしれません。
ホンダ開発関係者の話によると、「助手席側センターピラーレスが好評であれば、乗用ワゴン版の設定も検討したい」とのことです。
ただし、これをN-VANに設定するのか、N-BOXの派生モデルになるのかは明らかになっていません。
- 今年夏頃のデビューが予定されていたN-VANは、5月下旬に登場が早まりそう。
ベースはN-BOXだが、助手席ドア開口部がピラーレスになるのが特徴。