来春発売の新型RAV4はトヨタ全系列店併売か?
トヨタが来春にも復活させて発売する新型RAV4の販売はトヨタ全系列店での扱いが有力になっています。
新型は、グローバルモデルでは2.5LのNA&ハイブリッドですが、国内仕様はハリアーとの競合を避ける狙いから、若干排気量ダウンし、新開発2LのNA&ハイブリッドを搭載する方向で開発を進めているようです。
シートレイアウトは、2列シート5人乗りの他、3列シート6人乗りも設定し、日産のエクストレイル、ホンダCR-V、マツダCX-8などに対抗させ、トップシェア確保を目指す構えです。
- 来年春に日本での発売が予定されているRAV4。
パワーユニットは海外仕様とは異なり、日本では新開発の2Lエンジンと、そのハイブリッドとなる模様。
センチュリーを6月25日にフルモデルチェンジ
トヨタは「センチュリー」をクラウンと同じ6月25日にフルモデルチェンジします。
新型はハンドメイド感を一段と盛り込んだ最高のクオリティを追求し、パワーユニットは5L V8ハイブリッドを搭載します。
なお、各トヨタ店に割り当て制オーダーメイドとしており、大量生産ができないため、すでに年内分の発注は終了している販社も出始めています。
ほとんどが法人の役員用となっており、大半は従来モデルの代替えで年内販売分は埋まっているようです。
トヨタの東京での4販社統合は全国規模を拡大か?
トヨタは東京の直営4会社を19年4月に統合すると発表しました。
東京では統合した新会社が、トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店の4系列を運営することになります。
そして、この販売体制の再編は名古屋地区をはじめ全国規模で広がりそうな趨勢となっています。
販売現場は、これまでのような別会社の場合、他系列店へのお客さんの紹介を無償で行っていましたが、これが同じ会社になると営業マンのノルマとしてカウントされる可能性が出てきます。
ただし、こうした統合はトヨタの直営店であれば可能ですが、全国で80%以上を占める地場資本店ではスムーズに統合が行えるかどうか難しい面もあります。
どちらにしても新車を購入するユーザーにとっても影響は大であり、同じ車種同士を競合させて、より大きな値引きを引き出せるケースが少なくなる可能性があります。