スズキが発表した新小型ハッチバック車「バレーノ」は1.2Lモデルが発表同日の3月9日に発売、新開発の1Lターボモデルは5月13日から発売します。
バレーノは国内で開発しましたが、組み立てはインドの工場で行われている輸入モデルです。ところが1Lターボユニットは国内で生産、インドに供給しており、同エンジンユニットだけは完全な逆輸入となっています。
ここで注目したいのはこの1Lターボユニットが今後、次期型スイフト、スイフトスポーツ、イグニス、エスクードなど、その他のコンパクトカーへの搭載が期待されることです。バレーノは当面、1.2L NAと1Lターボ車の販売構成比を半分ずつと見込んでいます。つまりそれだけ1Lターボ車への期待が大きいと言えます。
こうしたことから1Lターボユニットは将来、スズキのコンパクトカーのリード役の一端を担うかもしれません。