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BMW M4クーペとM2クーペの比較

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2014年にデビューしたM4クーペはルーフ、ストラットタワーバー、プロペラシャフトなどにカーボン材を使い、アルミ材も対応して約80kgの軽量化を達成している。

このうちCFRPルーフの効果はマイナス6kg。M4クーペの車重は1610kgだ。実は、M2クーペは車体がコンパクトながら1580kgもの車両重量となっているのだ。

これまでのM3クーペから姿を消していたBMW十八番の直6エンジンも復活した。現行モデルのM3&M4にV8エンジンは搭載されない。

しかも、M4に搭載される直6エンジンは、ツインターボ。M2に搭載される直6エンジンは、ツインスクロールのシングルターボ。

とはいえ、M2はオーバーブースト機能を作動させることで、デフォルトカタログ数値465Nm(370ps)の最大トルクが一時的に500Nmという大きなトルクを発生するギミックも盛り込まれている。実際、このオーバーブースト機能が作動しての加速感は素晴らしい。

一方、M4に盛り込まれているパワートレイン系のギミックは、エンジンのクランクシャフトに剛性増と軽量化のための鍛造製が採用されている。

これはレーシングエンジンのテクノロジーで、その出力は431ps/550Nm。こちらは最大出力というよりも、主にアクセルレスポンスを狙ったハードウェア。つまり、カタログ数値よりも感性面に重きを置いたチューニングなのだ。

このように見ていくと、M4はこれまでのM3クーペの進化版で、そのルーツはM3という歴史の深いモデル。つまり、長い年月をかけ、レース活動も行い、熟成を重ねた今がある。

14年にポルトガルで開催されたM3&M4の国際試乗会で、BMWのスタッフは、開発にあたって最も重視したことはサーキット性能の強化だ、と言い切った。

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M2クーペがM4クーペに勝っているところ

M2クーペにM4クーペよりも勝っているものがあるとすれば、それはエキゾーストノートかもしれない。

M2クーペの高回転域まで抜けるような、明らかに欧州チック高周波なのに対して、M4クーペはどこかアメリカンのようなドロドロとした低音なのだ。ただしかし、これは人それぞれ好みがあるだろう。

排気音の違いがM2クーペを実力以上に速く感じさせているように思う。その0~100km/h加速は4.3秒で、もちろん実力もかなりハイレベルにあるのだ。

とはいえ、M4クーペの0~100km/h加速は4.1秒。この4秒台前半の0.2秒の差はかなり大きいのだ。

M2は、ベース車両に対してトレッドをフロントで+70mm、リアで+65mmと広げてF245/35R19、R265/35R19という、車格からはオーバースペックとも言える超扁平ワイドタイヤをフィッティング。コーナリングの気持ちよさはエキゾーストノートと相まって、超刺激的だ。

一方、M4のリアサスペンションはレーシングマシーンの手法と同じで、サブフレームを介さずボディに直付け。

リアタイヤのインフォメーションが背中とお尻に直に伝わり、そこから生まれるトラクションとダイレクト感はレーサー心をくすぐる。

そのくせ乗り心地もしっかり確保している。M3に対してM4は、トランクリッドもリアスポイラー一体型のCFRP製。軽量化と所有欲を満たしてくれるのだ。

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