2.0TSI R-Lineは、これまでのR-Lineに搭載されていた1.4Lエンジンから、ゴルフGTIと同じ出力の2Lエンジンを搭載し、安全&機能装備を追加したモデル。
220ps/35.7kgmのエンジンパワーと6速DSGのコンビネーションは、サーキットでも全くストレスを感じさせない加速性能だ。
袖ヶ浦FRのストレートエンドでは、セダンが170km/h広くを記録。これはスポーツセダンとしてかなり速い。
ヴァリアントも160km/hを越えていて、この2Lエンジンはパサートでも十分以上にスポーツが楽しめる動力性能だ。
低速からの加速性能も高く、1速ギアでは一気に7000rpmまでオーバーシュートしそうな勢いだった。
R-Lineには可変減衰力ダンパーのDCCが標準装備されているので、走行シーンに合わせてモード(コンフォート、ノーマル、スポーツ)をチョイスできる。
もちろんサーキットではスポーツが最適だが、コンフォートにしてもタイトコーナーなどは、スポーツよりもかえってフロントがよく入り、軽快なステアリングフィールだ。
コンフォートモードでもただ乗り心地に特化せず、走行安定性はしっかり押さえているところが素晴らしい。
荒れた路面を通過しても、バウンシング(上下動)の収まりが速いので乗り心地が良い。ヴァリアントとセダンの比較では、リアセクションの長さと重さの違いを感じる。セダンの方が明らかに軽快で、サスペンションが締まった印象を受けた。
- セダンよりもさらに余裕のある頭上空間と、快適な乗り心地で疲れにくく、多人数乗車での長距離ドライブも苦になることはないだろう。
- 全グレードLEDテールランプを採用。ブレーキを踏むと、横位置から縦位置に点灯パターンが変わる機能を標準装備。
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パサート/パサートヴァリアント主要諸元
パサート 2.0TSI R-Line |
パサート ヴァリアント 2.0TSI R-Line |
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全長☓全幅☓全高(mm) | 4785☓1830☓1460 | 4775☓1830☓1500 |
ホイールベース(mm) | 2790 | 2790 |
車重(kg) | 1510 | 1560 |
エンジン | 直4 DOHC 1984cc+ターボ | |
最高出力(ps/rpm) | 220/4500-6200 | |
最大トルク(kgm/rpm) | 35.7/1500-4400 | |
トランスミッション | 6速DSG | |
JC08モード燃費(km/L) | 15.6 | 15.0 |
価格 | 499万9000円 | 519万9000円 |