「ポールスター」をご存知だろうか?1996年に創業したポールスター社は、もともとボルボ本社との資本関係はなく、ボルボ車のチューニングやレース活動を行うボルボのオフィシャルパートナーとして誕生した。
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最新のクリーンディーゼルもポールスターでスポーティ!
その後、2009年よりオフィシャルパフォーマンスパートナーとなり、今年7月にボルボ本社がポールスター社の株式を100%取得して完全子会社化。ボルボのモータースポーツ活動を担い、また市販車ではスポーツモデルを開発する、いわばボルボワークスなのである。今回、クリーンディーゼルエンジンを搭載するV40D4に用意された「ポールスターパフォーマンスパッケージ」は、ポールスター社が開発した純正ロムチューン。
具体的なチューニングパーツがあって、それを装着すると言うのではなく、ディーラーでコンピューターのファームアップすることでロムの内容を書き換えるだけ、というお手軽だが確実なチューニングアイテムだ。ポールスターの商品だから、当然ノーマル車同様の耐久性が保証され、メーカー保証も受けられる。価格は18万8000円で、「いつでも」ファームアップは可能なので、今乗っている愛車をポールスター仕様にアップデートすることも可能なのが嬉しい。
シャープに、そしてパワフルに変身したクリーンディーゼル
走りだしてすぐにアクセル操作に対するエンジンの反応が敏感になったことに気がつく。ノーマルでもボルボのクリーンディーゼルはスロットルレスポンスに優れる印象を持っていたが、よりダイレクト感が増した印象なのだ。そこからさらにアクセルを踏み込んでいくと盛り上がるトルクに圧倒される。ほんのちょっとだけエンジン音が大きくなったような気もしたが、これはパワーの盛り上がりからくる錯覚かもしれない。特に2000rpmあたりからのトルクとパワーがノーマルに対しワンランクアップした印象で、山道などで高めのギアをキープしたままグイグイ走っていく。
今回の試乗車はポールスターのロムチューンのみでタイヤもサスペンションも一切変更なしとのことだったが、何故かノーマルD4よりもハードサスに感じた。これはエンジンの太くなったトルクとダイレクト感がもたらす錯覚なのだが車全体がスポーティに進化した印象だったのだ。