アクアを6月19日にマイナーチェンジ。燃費改良、グレード構成再編
トヨタはハイブリッド専用コンパクトモデルのアクアを6月19日にマイナーチェンジします。内外装のデザイン変更、燃費改良、グレード構成再編などによる商品力アップが主な変更内容です。
外観はヘッドランプ周りやリアのコンビランプのデザインを変更し、室内は内張りやシート地をグレードアップします。
JC08モード燃費は各機能部品の見直しによって、現行の37km/Lから38km/L程度に向上させます。
グレード構成は上級&スポーツバージョンのX-アーバンを「クロスオーバー」に名称変更、カスタマイズバージョンの「G’s」は今回の再編成では廃止されます。
これによって前年並みの月販1万台以上に売れ行きを回復させる方針があります。5月のゴールデンウィーク明けから価格を決め、事前予約をスタートさせます。
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ヴォクシー/ノア/エスクァイアを7月3日にマイナーチェンジ
トヨタはヴォクシー/ノア/エスクァイアを7月3日にマイナーチェンジします。メカニズム面ではハイブリッド車に変更はありませんが、2Lガソリンエンジンは若干手直しされ、燃費や走行性能が向上します。
ヴォクシー/ノアは3年半ぶりのマイナーチェンジで、かなり大幅な手直しとなります。内外装のデザイン変更、使い勝手向上、安全対策強化が主な内容。予防安全システムは「トヨタセーフティセンスC」を標準装備します。
エスクァイアは現行ヴォクシー/ノアより9ヶ月遅れの発売ですが、同時のマイナーチェンジとなって、今後は3姉妹車揃って同じ時期にモデル変更を行う見込みです。
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C-HRの納期がさらに長期化。7ヶ月待ちの10月に
好調な受注ピッチを刻むトヨタの新型クロスオーバーSUV「C-HR」の人気が、ここにきてさらに加速状態にあります。
3月下旬現在の納期は7ヶ月待ちの10月となっています。あまり売れすぎるとますます生産が追いつかず、バックオーダーが溜まってしまうため、テレビCMを一時控えるほどでした。
首都圏のトヨタ系販売店では「まもなく納期が来年にずれ込んでしまう可能性がある」とコメントしています。
C-HRの発表、発売は昨年12月14日で実質的な登録は年初から。月販台数は1月が9144台、2月は1万2985台で月販目標の2倍以上のペースで登録していて、生産が追いつかず、バックオーダーは3万台以上に達しています。
このうち半分以上がハイブリッド車で占められています。2月現在、登録車の銘柄別ランキングではプリウス、ノートに次いで3位に浮上していますが、今後の売れ行き次第ではトップを獲得する可能性もあります。