c タイトル:ブラックジャックによろしく 著作者名: 佐藤秀峰
自動運転技術の飛躍的な進化と電動化の推進で他を圧倒的にリードする日産。
今年の東京モーターショーのサプライズカーとして用意されているのが、e-POWERをパワートレーンに据えたスポーツモデルのコンセプトカーである。
e-POWERはシステム的にはシリーズハイブリッド。
エンジンで発電しながら駆動力自体はモーターが担当することで、ドライバビリティとしてはEVそのもの。
現在はコンパクトカーのノートに搭載されているため、1.2Lエンジンとの組み合わせと小型のバッテリーで対応しているが、エンジンを大出力化するとともに、バッテリー容量を大きくすることで大出力モーターにも対応できるシステムとすることが可能。
130ps程度を発揮する2Lクラスの高効率エンジンを発電用とし、新型リーフに搭載される大パワーバッテリーを1/4程度の容量にして搭載することで180ps級のモーターを駆動することが可能と言うから、本格的なミドルサイズスポーティカーのパワーユニットとしては十分過ぎるパフォーマンス。
今回のコンセプトカーは前輪駆動だが、今後の発展性としてはシルビア後継FRスポーツへの期待が高まる1台となる。
- 欧州で販売される新型マイクラ日本名マーチをベースにスポーツクーペルックに仕上げたエクステリアがポイントパワートレインはモーター駆動の良いパワーだ