ステップワゴンを1.5Lターボで統一するなど、ホンダは国産勢で最もダウンサイズターボに熱心なメーカー。いよいよ3気筒1Lターボがデビュー間近となってきた。
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このエンジン、2年前のホンダミーティングでプロトタイプに試乗したが、今回はほぼ量産仕様となってのお目見えだ。プロト時代はトルク感こそ凄いものの洗練度はトルクカーブの作り込みやNVなどにやや荒削りな部分が残っていた。
その後2年の熟成を経た今回は、余計な雑味がなくなってスムーズな回転フィールが印象的。トルクフィールはマイルドになったようにも感じるが、その代わり実用領域にみっちり詰まったトルクの充実感が半端ない。5800rpmと低めの回転域でリミッターに当たるかわり、アイドルからリミットまで、どこからでも元気のいいレスポンスが返ってくる。
試乗したのはマニュアル6速仕様だったが、60km/hから180km/hまで、6速のままよどみなく加速していくのにはちょっとビックリ。130ps/200Nm(20.4kgm)というスペックは評判のフィエスタ100ps/170Nm(17.3kgm)を大きく上回るが、それだけの実力はありそうだ。
この1Lターボ、中国を中心としたアジア圏からのリリースとなりそうだが、日本市場には是非S660に積んで発売してほしい。