スポンサーリンク

BMW7代目5シリーズはベンツEクラスを超えたか?

記事内に広告が含まれています。

6世代で世界累計生産台数が720万台以上。アッパーミドル級サルーンの雄、BMW5シリーズが7世代目へとフルモデルチェンジし、ついに日本上陸を果たした。

ちなみにベンツEクラスはと言うと、昨年夏10代目が日本にやってきた。世界累計は1200万台以上と言うから、歴史という点では5シリーズを圧倒する。

先駆者というわけだ。とはいえ世代ごとの台数を平均して考えれば、両車がっぷり四つ。FRアッパーミドルサルーン界の両雄という表現は決して誇張ではない。

まずは、新型5シリーズの概要を。モデルチェンジのコンセプトをまとめると、「7シリーズ流の正常進化で、7シリーズ級のクオリティを実現」である。

つまり、7シリーズがモデルチェンジした時と同様に、特に軽量化にこだわって性能を引き上げ、最新の運転支援システムやテレマティックスを惜しみなく投入し、内外装の見栄え質感を大幅に引き上げた。

(軽量化で)ボディサイズを若干大きくすることが可能となったため質感の向上と相まって、一層7シリーズに近づく結果になった。

排気量・気筒数・駆動輪数も様々なガソリン&ディーゼルエンジン、プラグインハイブリッドなどバリエーション豊かなパワートレーン設定も魅力。

もっとも、このあたりの事情はベンツにしたところで同じ理由で、両者は常に互いを意識しつつ、要するに出し抜かれないよう様子をうかがいながら、モデルコンセプトを練り上げていると言っていい。

特に、BMWの3&5シリーズと、メルセデスベンツのC&Eクラスは、ひょっとして互いに申し合わせでもしているのかと思うくらい、本国仕様のラインアップ揃えは似る。

さて、新しい5シリーズの乗り味は、どうだったか。リスボンの国際試乗会には、日本市場へも導入される540iMスポーツ(ガソリン3L直6ターボ)と、日本導入は未定だという530dxドライブ(ディーゼル3L直6ターボ。日本へは4気筒ディーゼルの523dが導入)が用意されていた。

先に導入予定のない6気筒ディーゼルの話をしておくと、力強いトルクフィールはもちろんのこと、エンジンの回り方がディーゼルにしては、凄まじく気持ちがいい。しかも、静か。ガソリンエンジンは一層胸のすく回り方をするけれど、その差は想像以上に縮まっている。

もう一方の540iMスポーツは、真っ白なボディに黒い19インチアロイ、Mスポエアロでなかなかにやんちゃな出で立ち。

ちなみに、会場にはM550iの姿もあって、その存在感はほとんどM5級。実際、加速性能では旧型M5を上回ったらしい。

540iの走りにも驚かされた。特に高速道路の安定感が凄まじい。さらに静かさも半端ない。これ、両方ともEクラス、というかメルセデスの美点だったはずだが、今回、5シリーズは同等もしくはそれ以上の仕上がりだ。

最も、同等グレードのE400と比較すれば、乗り心地はやや硬めに終始するし、動きが軽くシャープな分、重厚感に欠けるとも思った。

最新の運転支援システム、総合力でEクラスの方が若干進んでいるように思えたが、レーンチェンジなどの半自動フィールドでは5シリーズが上だろう。

ともにブランドの中核を担うモデルだけあって期待されるキャラクターを存分に最新の次元で演じ切った。

 

【広告】


部分自動運転を可能とした革新の運転支援システム

ルームミラー内に2つのステレオカメラを内蔵し、さらにミリ波レーダーを前方に3基、後方に2基装備している。

  • ステアリング&レーンコントロールアシスト(新機能)
    フロントウインドウに設置されたステレオカメラが車線及び前方車両を検知し、ステアリングに操舵力を加えることで高速走行時に車線の中央付近を走行しやすいようにサポートを行う。
    また渋滞時は先行車追従走行をサポートし、走行時の安全性と利便性を向上するなど将来完成する予定の自動運転技術を部分的に実現。
  • アクティブサイドコリジョンプロテクション(新機能)
    ボディサイドの前後左右に設置された4つのセンサーが車両側面の交通状況を監視し、隣車線で走行する車両が自らの車線に入ってくるなど側面衝突の危険性が高まった場合にはステアリング操作に介入し衝突を回避する。
    その他衝突の危険がある場合にはハザードを点灯、後続車のドライバーに注意を促す後車追突警告や駐車場から車を動かす場合などに車両や歩行者を検知して警告するクロストラフィックウォーニング(フロント&リア、新機能)、車外から遠隔操作で駐車が行えるリモートコントロールパーキング、車両周辺の3Dビュー機能を追加したパーキングアシストプラスも設定

【広告】


BMW523dスタンダードとベンツE220dアバンギャルド比較

グレード BMW523d
スタンダード
ベンツE220d
アバンギャルド
全長☓全幅☓全高(mm) 4945☓1870☓1480 4930☓1850☓1455
ホイールベース(mm) 2975 2940
車両重量(kg) 1700 1800
エンジン 直4ディーゼルターボ 直4ディーゼルターボ
排気量(cc) 1995 1949
最高出力(ps/rpm) 190/4000 194/3800
最大トルク(kgm/rpm) 40.8/1750-2500 40.8/1600-2800
トランスミッション 8速AT 9速AT
JC08モード燃費(km/L) 21.5 21.0
価格 698万円 698万円

【コーヒーブレイク】

新車を買う時、値引きと同じくらい重要なのが下取り価格。
いくら値引きを頑張っても、下取り価格が安ければ、何にもなりません。
特に、7年落ちになると、ディーラーでの査定価格はほぼゼロです。

しかし、中古車販売店での査定価格は違います。
車種によっては驚くほど高価に買い取ってくれる場合があります。
そんなこと、ディーラーは百も承知ですが、業界のルールとして7年落ちはゼロ査定なんです。車種によっては30万円以上の差が出るというのに・・・

だから、事前にネットで査定しておくべきです!
ナビクル車査定ならたった45秒の無料査定です。
これをやるかやらないかで30万円変わると思うと。。。

▼ここをクリック▼

ナビクル車査定

 

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

BMWベンツ
新車情報comをフォローする
タイトルとURLをコピーしました