アクセラのフルモデルチェンジは2019年秋に予定されている。
デザインの基本テイストは昨年の東京モーターショーで公開された「魁(カイ)コンセプト」で示されたスタイルとなり、魂動デザインの第2世代への進化がポイントとなる。
あるマツダ関係者からの証言によると、新型アクセラの基本フォルムは5ドアハッチバックとなるが、そのスタイルは全ての要素が内側に向かって凝縮されるという
「魁コンセプト」で示されたデザインコンセプトに基づいたもので、ギュッと凝縮されたような、塊感のある力強いフォルムが特徴という。
また、プラットフォームも新開発され、スカイアクティブシャシーもさらなる進化を遂げることとなる。
そしてなんといっても注目なのがSKYACTIV-XことSPCCIエンジン。
内燃機関の熱効率をさらに引き上げることを目標に開発されたこのエンジンは、ガソリンエンジンで15~16という高い圧縮比を実現し、圧縮着火により36.8対1という空燃比での超リーンバーンを可能とする高熱効率エンジン。
現段階では超リーンバーン領域での運転が非常に限定された領域で、まだまだ改良していく途上ではあるが、既に試作エンジンをジャーナリストに向けて試乗させており、ドライバビリティの高さを示しており、開発は順調に進んでいることがうかがえる。
次期型アクセラは新開発エンジンに進化した魂動デザイン、さらに新開発プラットフォームの採用など、マツダの技術を詰め込んだオールニューで新時代のミドルクラスカーの新基準となる意欲作。
- 次期型アクセラのデザインベースとなるのは東京モーターショーに出展された「魁コンセプト」だ。鼓動デザインはさらなるステージへと進化する。そして注目なのが新開発されるSKYACTIV-XことSPCCIエンジン。圧縮比15~16で空熱比36.8対1と言う超リーンバーンを実現する高効率ガソリンエンジン。
- 昨年秋、開発中のSKYACTIV-Xエンジンを搭載する開発試作モデルをジャーナリストに試乗させた。エクステリアは現行型アクセラだが、実はプラットフォームは新型のものとなっているのだ。