750台の限定販売となった現在のシビックタイプRはwebでの申し込み→抽選により販売されたが、実に12倍という倍率の大人気。欲しいのに買うことができなかったという人があまりにもたくさんいて、ホンダとしても嬉しくもあり、また、欲しいのに手に入れられない客さんに対し申し訳ない気持ちになっている。そんなシビックタイプRについては、早くも次期型の情報が次々と入っている。
現在のシビックタイプRは12年に欧州でデビューした9代目シビック(FK型)の5ドアハッチがベースとなっているのだが、昨年11月、新開発プラットフォームを採用する10代目シビックが発表されており、これをベースとしたタイプRの開発がアメリカホンダから明言されているのだ。
すなわち、次期型タイプRは4ドアセダンとなるということ。10代目シビックは北米向け4ドアに加え、全て共通のプラットフォームでクーペや5ドアもラインアップに加わるのだが、タイプRは4ドアセダンで開発される。
新プラットフォームのキモはリアサス。現在のシビックタイプRはフロント=ストラット、リア=トーションビームであの限界特性とハンドリングを作り上げているのだが、新型プラットフォームはリアサスがマルチリンクとなっており、より余裕のある操縦安定性が作り出せることとなる。また、ホイールベースも現行型より100mm長い2700mmとなり、スタビリティ麺でも大きなメリットとなる。エンジンは現行型同様の2L、直4ターボを搭載予定。デビューは2018年秋と予想。
シビックタイプR 予想スペック
全長☓全幅☓全高(mm) | 4650☓1820☓1410 |
ホイールベース(mm) | 2700 |
パワーユニット | 直4DOHC、1995ccターボ |
最高出力(ps/rpm) | 310/6500 |
最大トルク(kgm/rpm) | 40.8/2500-4500 |
トランスミッション | 6MT |
JC08モード燃費(km/L) | 13.5 |
価格 | 430万円 |