新生SUBARU今後の戦略を占う!
営業利益、前期比33.7%増の5656億円と発表した15年度決算報告会で、吉永泰之社長は今後の新車戦略について、いくつもの重大な発表をした。
- 18年にZEV寄生に対応したPHVを投入
- 18年に北米向けの多人数乗車SUVを投入
- 19年に新設計のダウンサイジングターボを投入
- 21年にEVを投入
PHVは提携先であるトヨタの技術協力を受け、EVはスバル独自の技術で開発。EVは小型車ではなく、北米でも受け入れられるように中型以上のサイズ(XVクラス)を想定しているとのこと。新開発ダウンサイジングターボは1.5Lクラスが予想される。また、決算の場ではなかったが、吉永社長は86/BRZの後継モデルを再びトヨタとの共同開発で作るべくトヨタと協議していることも明らかにしている。
今年は10月に新型インプレッサを出し、来年はフォレスターとXVがフルモデルチェンジ。いずれもSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を使った新世代の車となるだけに、ファンならずとも期待が膨らむ。スバルの快進撃は続く!